バックフラッシュ原価計算とは?

 

スポンサーリンク

 


トヨタ生産方式のジャストインタイムでは、「必要なものを必要な時に必要なだけ」の生産活動を行っている。実現すれば在庫は限りなく減少する。 

従来の見込み生産で大量に在庫を抱えるようなことはなく、客先からの注文書から短いリードタイムで受注生産で生産が行われる。
この生産方式を背景に新しく工夫された方式が、バックフラッシュ原価計算である。
 

バックフラッシュ原価計算とは、

ジャストインタイム生産方式を採用する企業が、原価計算に要する手数と経費を節約するために工夫した原価計算である。
当期に発生した製造費用はすべて売上原価勘定の借方に記入しておき、期末になって残った在庫品へ、製品単位当たり標準原価または予算原価を利用し、売上原価勘定からその製造費用をバックフラッシュ(逆流)させる。あるいは差し戻す原価方式をいう。

期末に標準原価差異が発生すれば、原価差異勘定に振替、少額の場合は売上原価勘定へ
、多額の場合は関係する期末在庫品と売上原価勘定へ割り振る。 
(原価計算6訂版岡本清著より)

 

 

BOOK
図解でわかる原価計算 いちばん最初に読む本
   
久保 豊子