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配賦(はいふ)とは?


配賦(はいふ)とは?

原価計算するときに、ある基準で費用を配分処理することです。
 

「配賦」という言葉の語源はともかく、原価計算では避けては通れない用語で、日常一般的に使われる用語ではありません。

配賦の方法は、企業によってさまざまです。

一般的には、「部門別配賦」  「製品別配賦」の順で計算したり、それぞれ「個別の配賦基準」で配賦するなどの方法があります。

注意しなければならないこととして、配賦は、費用を配分処理するものなので、より原価の精度をあげようとしても、配分処理する以上精度は限界があります。精度を上げようとして、配賦計算が複雑になって混乱しないようにしなければなりません。

一度採用したルールに基づく配賦は、継続しなければなりません。安易に変えることで利益に影響が生じますから、正当・適切な理由がなければ変更できません。

配賦で一番重要なポイントは「配賦基準」です。

 


部門別配賦
 部門別の配賦は、各部門別に集計し、「直接部門」と「間接部門」を分け、間接部門の費用を直接部門に配賦することです。

部門別の配賦 の説明
http://costaccounting.funer.net/modules/pico/index.php?content_id=76> 


製品別配賦
 直接、製品別に賦課できない費用を製品別に配賦することです。

具体的な製品別配賦の配賦基準
の代表例として
・人員数
・直接費用(材料費)
・直接工数
・設備稼働時間 
などの妥当な「基準」を決め、その基準をもとに発生費用を配分します。

上記を例から、計算式としては配賦の「単価」を決め計算することになります。

(人員数)  発生費用 ÷ 人員  = 単価
(直接費用) 発生費用 ÷ 材料費 = 単価
(直接工数) 発生費用 ÷ 工数  = 単価

 

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どの配賦基準を採用するか?

 たとえば、材料購入に伴う調達関連の費用、資材管理の費用は、材料費で配賦するのがもっとも実態にあっていると思います。直接作業に連動する生産技術関係の間接費は、直接工数で配賦するのが妥当とも言えます。

ただし、採用する配賦基準次第で、大きく判断を誤ってしまう可能性があります。費用配分結果が、全く異なる数字になるからです。

たとえば、配賦基準を「売上高基準」にし、売上金額に対して、×%の配賦率で計算した場合と「工数基準」にし。かかった工数に対して×%の配賦率で計算した場合とを比較します。


結果としては、工数がかからない売上金額の高い製品の場合、売上高を基準にした方が配賦金額が多くなり、原価が高くなります。(工数を基準とした場合と比較して)

配賦で重要な「配賦基準の設定」
適正な配賦基準にするために、配賦する費用が、どのような原因で発生し、それがどのように利益や用益として貢献しているか検討し、配賦基準を設定することが重要となります。

財務会計上の原価計算をする上では配賦はさけて通れません。

 

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