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原価構造

原価構造の変化


原価計算の教科書では、「直接材料費」「直接労務費」「製造間接費」という費目で、パターン化された教育になっている。

ところが、現実の原価構造や企業の活動は、かなり複雑になっている。

ものづくり・製品の面からいうと、人手による作業から、FA化、機械化という自動化が進み、ハードよりもソフトの比重が増えた製品が多くなっている。

さらに原価企画やVEの実現もあり、顧客のニーズにあった機能を絞り、無駄な機能のない製品の実現、技術の進歩による素材の採用などで、よりシンプルに作りやすく、コストのかからない製品が実現している。また、ほしいものがすぐに手に入る顧客重視の物流となり、生産、物流、サービスまであらゆる面で大きく変わっている。


その結果、、「直接材料費」はシンプルでより低コストになっており、直接作業にかかる費用である「直接労務費」は大きく減少し、逆にグローバルに部品を輸入するなどの管理コストや物流コストの増大、製品の無駄な機能削減やより作りやすい製品にするための設計の実現のための設計開発の増大、ソフト開発費の増大、スピード重視のデリバリによる物流費用の増大へと「間接費」が増大している。

よってその結果として、「直接費」から「間接費」へと大きく原価構造が変化している。

「原価計算」の教育などにおいては、未だに直接費に焦点をあてた計算を教えている。

全体ウエイトが高い間接費の部分を配賦計算し、全体コストウエイトが低い直接費の部分を一所懸命集計・計算していることになり、原価計算からでた数字からは、誤った判断をまねく可能性がある原価計算になってきている。

原価計算の大きな課題となっている。
 

 

 

 


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